最初の記事で、「考えたことをそのまま流してしまわず、書くという選択をした」と書きました。今回は、その選択に至った、もう少し具体的なきっかけについて書いてみます。
日々、仕事や学びの中で色々なことを考えているはずなのに、気づけば頭の中を素通りしていくだけで、何も残っていない。そんな感覚を、以前からずっと抱えていました。
本を読んでも、学んだことをまとめても、しばらくすると内容がぼんやりとしか思い出せません。インプットは積み重なっているはずなのに、それが自分の中で「使えるもの」として定着している実感がありませんでした。
「アウトプット大全」との出会い
そんな時期に手に取ったのが、精神科医の樺沢紫苑さんが書かれた「アウトプット大全」でした。
この本では、「話す」「書く」「行動する」といった、インプットした情報を外に出す行為そのものが、記憶の定着や思考の整理に直結するという考え方が、数多くの具体例とともに紹介されています。読みながら、自分がこれまでインプット偏重の生活を送っていたことに、あらためて気づかされました。
本から得た気づき
特に印象に残ったのは、「考えたことは、言葉にして初めて自分のものになる」という視点です。
頭の中で分かったつもりになっていることと、実際に言葉として書き出せることの間には、思っている以上に大きな差があります。書こうとして初めて、自分がどこを理解していて、どこが曖昧なのかが分かる。そんな感覚を、この本を読んで言語化してもらえた気がしました。
実際に行動に移したこと
読み終えてすぐに、「とりあえずアウトプットの場所を作ろう」と思い立ち、このブログを始めました。
日々の仕事や学びの中で考えたことを、意識してアウトプットするようにしています。頭の中にあるだけの状態から、実際に言葉として書き出す作業は、地味ですが、理解の解像度を上げてくれる実感があります。
今、感じている変化
まだ始めたばかりですが、「書くつもりで学ぶ」という意識を持つようになってから、インプットの仕方そのものが変わってきたように思います。ただ受け取るのではなく、後で自分がどう説明するかを考えながら読んだり聞いたりするようになりました。
大きな変化ではありませんが、こうした小さな積み重ねこそが、「静かに整える」というこのブログの軸にも通じている気がしています。
紹介する本
アウトプット大全 / 樺沢紫苑 インプットした知識を「話す」「書く」「行動する」ことで定着させる方法が、具体的な例とともにまとめられています。アウトプットの習慣がないと感じている方には、最初の一冊としておすすめです。
学びを結果に変えるアウトプット大全
まとめ
このブログも、「考えたことを、きちんと言葉にして残す」という一つの実験のようなものだと思っています。
派手な変化ではなくても、書き続けることで少しずつ思考が整っていく。日々を少しずつ整えていく思考記録として、これからも積み重ねていきたいと思います。
ブログを始めた経緯そのものについては、最初の記事にも書いていますので、よろしければあわせてご覧ください。


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