「関係人口」という言葉に出会い、住む・訪れる以外の地域との関わり方について考えてみました。
「関係人口」という言葉
最近、「関係人口」という言葉を知りました。ある地域に「住む」のでもなく、一時的に「訪れる」のでもなく、それ以外の形でその土地に関わり続ける人たちを指す言葉だそうです。
これまで地域との関わり方は、住むか、旅行や帰省で訪れるか、というシンプルな二択で捉えていました。けれど、この言葉に触れて、その間にもう少し余地があるのかもしれない、と感じています。
リモートワークが広げたもの
IT関連の仕事をしていることもあり、働く場所が以前より自由になったという実感があります。オフィスに毎日出社しなくても成立する仕事が増え、住む場所と働く場所が、必ずしも一致しなくてよくなってきています。
この変化は、「関係人口」という考え方とも、どこかでつながっている気がします。住んでいなくても、その土地の仕事や課題に何らかの形で関わり続けることが、以前より現実的になってきているからです。
地方の中小企業とIT
中小企業診断士の勉強をしていると、地方の中小企業が抱える課題として、IT人材の不足がしばしば取り上げられます。デジタル化を進めたくても、社内にそれを担える人がいない、という状況は珍しくないようです。
もし、住んでいる場所にかかわらず、そうした形で地域に関われる部分があるのだとしたら。それは、大きな移住や転職を伴わなくても、できることのひとつなのかもしれません。
まだ、問いのままで
実際にどのような関わり方が可能なのか、自分の中でもまだ具体的な答えがあるわけではありません。ただ、「住む」か「住まないか」という二択で地域との関係を考えるのではなく、その間にある関わり方に目を向けてみることは、これからの働き方を考えるうえで、ひとつのヒントになる気がしています。
参考にした本
田中輝美『関係人口の時代』(中央公論新社)



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